button 見出し:バーゼルはどんな街?
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 スイス・ドイツ・オーストリアの国境にあるボーデン湖(Bodensee)から東に流れ出したライン河は、フランス・ドイツ・スイス3国の国境が交わるあたりで滝(Rheinfelden)を過ぎ、まもなく北に流れを変えます。ライン河は、ここから外洋航行も可能な船舶が通航可能になり、オランダの河口まで約800kmにわたり中部ヨーロッパの大動脈となっています。バーゼルの街はちょうどここにあります。

 ライン河を遡ってきた物資が陸揚げされる水上交通と陸上交通の結節点として、バーゼルは古くから栄えてきました。バーゼルの港は、今日では欧州最大の内陸港となっていますが、人口は約17万5千人(スイス第2の都市)ですから、日本の県庁所在地では佐賀市あるいは津市くらいの小ぢんまりした街です(ただし「大バーゼル圏」の人口は80万人程度になります)。とはいえ、その長い歴史と商工業で蓄積した豊かさを背景に、市立美術館は世界的にみても立派なコレクションを所蔵していますし、秋から春にかけてのシーズンには定期的にコンサート・オペラ・演劇がほぼ毎日街のどこかで開かれており、その数は延べ1,000回に達するといわれています。また、動物園もヨーロッパの五指に入るといわれています。

 バーゼルは、スイス・アルプスを中心としたスイスの観光ルートからはちょっと外れているため、日本人にはあまりなじみがない街かもしれません。この街をご存知だとすれば、1つは毎年春にバーゼルのメッセ(見本市会場)で開催されている時計の見本市に興味をお持ちの方でしょう。また、1989年に採択された(発効は1992年)有害廃棄物の国境を越えた移動と処分に関するバーゼル条約の関連でバーゼルにいらした方もいらっしゃるかもしれません。さらに、「中央銀行の中央銀行」といわれるBIS(Bank for International Settlements)や世界有数の製薬・化学会社であるノヴァルティス(Novartis、旧チバおよびサンド)社およびロシュ社の本拠でもあります。

 このコーナーには、バーゼルの歴史GO!地理・交通GO!についての情報をまとめてみました。

(1999年1月3日、2003年1月7日最終改訂)

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